株式会社NAITO

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No.04 試作

試作品を作って、初めてわかることもあります。

設計者がCADで設計したデータを一番最初にカタチにするのが試作の仕事。CADデータを加工用に編集し加工機に入れて試作品を作ります。実際の製品は射出成形機と金型を使って大量生産するのですが、試作品は材料をNC加工機で直接削り出して、30個~50個くらい製作します。部品によってはいくつかのパーツを削り出して作り、それを接着して最終形に仕上げることもあります。試作品と量産品はまったく作り方が違う、ということですね。 設計者がどんなに図面をきっちりと書いても、実際に作って形にしてみなければわからないことがあります。だから「試作」はとても大切な工程です。実際に形にしたら、それを見ながら「ここが見栄えが良くない」「ここが組みにくい」といった問題点を見つけ出し、設計者にフィードバックして図面を修正してもらいます。こうした修正を2~3回行った後に、量産の金型設計に行くのが一般的な流れです。

一番最初にカタチを見るのが「試作」。ちょっといい気分です。

簡単な部品であれば、試作品を1個を作るのにかかる時間は10~20分程度ですが、形状が複雑なものであれば、加工時間は10時間~20時間にもなります。設計者が作りたいイメージをいかに実現するかを考えながら、その一方で、製造部門の作りやすさも考慮しなければいけません。時には、設計と製造の調整役にもなります。設計者が図面に書いた製品を初めてカタチにするのが、試作。「こんな製品がもうすぐ世の中に出るんだ!」と考えるだけで楽しくなってきます。そして、新台が市場に出た時に、自分が試作品を作った部品が最終的にどうなったかを確認します。複雑な形状のフィギュアが試作品通りにできて、新台の中に使われているのをみると、「これはオレが基礎になる試作品を作ったんだ」と、ちょっと自慢したくなります。手作りでプラモデルを作る感覚なので、モノ作りが好きな人なら大きな達成感を味わえるでしょう。

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